2007年11月1日木曜日

カポーティ Capote (2005)

アメリカ実在の作家、トルーマン・カポーティ(1924ー1984)が、
カンザス州の殺人事件を取材し「冷血」を書き上げるまでを描いた作品。


蝋人形館にあると、思わず立ち止まり
3・4分ほど、ながめてしまいそうな容姿の、
トルーマン・カポーティという作家。

しゃべり方や行動、考え方も独特な人で、
そのことを本人も十分自覚していたりする。

ある殺人事件の取材を進めるうち、

作家と個人。仕事と生活。他人と自分。
それぞれの、立場や考え、嘘と真実、
その間で揺れ動く感情と考え。

多面的に、カポーティと周りの人々を、丁寧に描いた作品。


監督は、これがメジャー映画が初監督のベネット・ミラーという人。


映画を言葉で表すと、

美しく、淡々と、じっくり、丁寧に、
といった感じ。

この映画、映画館で見とけばよかった。

最近のアメリカ映画の残念な状況に(シナリオとセリフがダサい)、
当分、アメリカ映画に期待できないな。と、思っていたが、
間違っていた。

ひさびさに、映画らしい映画を観た。


まだ観ていない人のために、あらすじは書かない。ネタバレなんて絶対無理。

殺人事件が題材だけど、「ウギャー」なシーンは最初に少しあるだけ。
アクションシーンはありません。シリアスです。カポーティも走りません。
どちらかというと、サスペンス映画。静かにハラハラします。


主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは、この作品でアカデミー賞を受賞。
監督賞
・脚色賞作品賞・助演女優賞でもノミネート。
最近のアメリカ映画では、めずらしく、良い映画だからね。


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